オープンファクトリー形式のスタイリッシュな装い、2020年に完成した野洲工場に注目『日野精機株式会社』【滋賀経済NOW】2021年9月11日放送
鉄道の踏み切り内に設置されている音声警報システム。
このスピーカーの製造で国内シェアの80%を獲得している企業が滋賀県にあります。
日野町に本社を置く日野精機株式会社。
音響機器をはじめ精密機械部品、板金加工など、あらゆるモノづくりの専門メーカーとして事業を展開しています。
強みは高品質な製品づくりに加え、組み立てに至るまで自社で全てをまかなう一貫した生産体制にあります。
そんな日野精機が昨年に竣工したのが野洲の新工場。
オープンファクトリー形式のスタイリッシュな装いで、工場内をお客さんが自由に見学できるようになっています。
福田弘社長に聞くと「きつい・きたない・きけんの3Kからきれいに・かっこよく・こだわりをもつの3Kに」、働く環境を整え「これからの人」を育てていくことを大切にしたいとの思いが。
そのほかにも日野精機のブランド力向上にも役立っているとか。
番組では日野精機の未来が詰まった野洲工場を詳しく取材、「人」を大切に進化する日野精機に注目です!
今回は「ワンストップ一貫生産」。
原材料の調達・加工から最終製品の製造まで一連の工程を全て同じ組織の中で完結させる生産体制のこと。
メリットは
①複数の担当者とのやりとりが不要
②総予算が見えやすい
③よりきめ細やかな対応が可能”など。
生産側にも、発注側にもメリットがあり、今後さらに求められていく可能性が。
ただ初期投資や広大な敷地が必要など簡単ではないところも。
番組ではBIZラボで紹介し、ワンストップ一貫生産のモノづくりで成功をおさめている日野精機株式会社の福田社長にお話しを聞きます。
「ワンストップ一貫生産」について荻窪輝明が解説します。
投稿者
コメント一覧