2020年4月11日放送分 滋賀経済NOW
【BIZラボ】
茶の産地として全国に知られる甲賀市土山。このお茶どころに本店をかまえる丸安茶業株式会社は創業明治5年の老舗です。県内に数少ない茶問屋を営み、滋賀県の茶業を支えてきました。代表取締役の前野安司さんによるとお茶屋ごとに細かいオーダーがあり、茶葉を組み合わせ卸しているとのこと。そんな丸安茶業のお茶は2016年、香港で行われた世界的なお茶の品評会で本場中国をおさえグランプリを受賞しました。
140年以上の歴史を誇り、事業も順調に展開していますが、安治さんはある危機感を抱いていました。それは若い世代を中心とする「日本茶離れの加速」。ライフスタイルの変化などでお茶以外の飲み物の選択肢が増えてきました。そこで安治さんはお茶の素晴らしさを伝えるために、商品の多様化に取り組みました。
料理でも使える超微細粉末茶『TeaColors(ティーカラーズ)』や、お湯を入れるだけで5秒で完成する泡立つお茶ラテ、さらにはお茶でつくったプロテインまで。歴史ある近江の茶で新しい地平を拓く丸安茶業の挑戦に迫ります。
【BIZログ】
今回のテーマは「働く主婦の夕食事情」。ほのぼしたテーマですが経済活性化に女性の活躍はかかせません。県でも、女性の活躍推進に取り組む企業・団体を応援するため、「滋賀県女性活躍推進企業認証制度」を実施しています。主婦を対象にしたアンケートをもとに、コメンテーターの荻窪輝明がわかりやすく解説します!
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