2019年12月7日放送分 滋賀経済NOW
【BIZラボ】
長浜市に本拠地を置く「株式会社ゼロサン」は、滋賀県内で10店舗の飲食店を経営し飲食店プロデュースなども行う「株式会社nadeshico」、高品質な鮎の養殖業を営む「株式会社鳥塚」、無農薬・低農薬の米作りに取り組む「吉田農園株式会社」の3社によって2015年11月に設立。
この「水産業、農業、飲食業」が融合した「ゼロサン」は、農林漁業の成長産業化、地域経済の活性化につながる地方創生の好事例として「しが6次産業化ファンド」初の出資案件として採択された。
「滋賀の食材の魅力をもっと全国に広めたい」と、京都や大阪に比べて市場の体質がオープンである東京に滋賀の食の魅力を伝えるビストロ「ターブル・オー・トロワ」を出店。滋賀の食材を活かしたその自慢の料理を紹介する。
さらに新たな展開として、八日市南高校農業科の生徒たちに自分たちが酪農と養豚で作ったミルクなどを商品化してもらい、6次産業化を学び、その喜びを知ってもらう取り組みを始めている。その八日市南高校での特別授業の様子などもお届けする。
【BIZログ】
今回のテーマは「6次産業化の現状と課題」について。6次産業とは、「生産者」である1次産業者が2次産業である「加工」を行い、3次産業である「流通・販売」も行って、経営の多角化を図る事といえる。6次産業化の推進に関する政府目標は、市場規模を2020年度に10兆円とすること。現在その規模は順調に増加している。6次産業化事業による「売上高の傾向」とは?
一方、「所得の向上」や「雇用の確保」を目指して推進されている6次産業化だが、その中には事業を撤退した事業者も。その理由や現状にもアプローチする。
出演者
【MC】南あずさ
【コメンテーター】荻窪輝明
【マスター】笑福亭純瓶
【常連客】秋葉のぞみ
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