【びわ湖源流の郷・高島市より】今も現役、百瀬川隧道
百瀬川は、川底が周囲の平野部より高い天井川の為、急な坂道の上り下りをする必要があり、通行は大変困難でした。そこで、川の下を通る隧道(ずいどう)の建設が計画され、大正13年に百瀬川隧道建設の起工式が行われました。明治時代頃の隧道建設はレンガ造りが主流でしたが、大正頃からは鉄筋コンクリート造りのものが築かれるようになりました。
完成した百瀬川隧道は、鉄筋コンクリート造りで、延長が36.4m、幅5.5mの標準馬蹄形トンネルで、その工事は、当時の高島郡内では大きな注目を集めた画期的な土木工事でした。
★「びわ湖源流の郷・高島市より」シリーズ
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