「グランスノー奥伊吹」を運営する『奥伊吹観光株式会社』【滋賀経済NOW】2022年7月2日放送
『ゼロ・エミッション』 米原で関西最大級のスキー場、グランスノー奥伊吹を運営する奥伊吹観光株式会社。 雪の無いシーズンも、地元に活気をもたらすリゾート企業として、事業の多角化を進めてきました。
今回、番組が取材したのはそのひとつの水力発電事業です。 奥伊吹水力発電合同会社は奥伊吹観光と関西電力グループのKANSOテクノスが出資して設立した合同会社です。 今年の3月に「奥伊吹発電所」を竣工。 すでに水力発電所の運転を開始し、電力の供給を行っています。まったく異なる分野に思えますが、スキー場を経営する奥伊吹観光にとって雪は重要な資源です。
「自然を資源にする観光業・・・環境問題や地球温暖化、わが身に迫る課題として考えていた・・・」と草野丈太代表取締役は言います。 現在、第二発電所を工事中、来年4月の運転開始を目指します。 多角化事業で蓄えたノウハウを活かし水力発電事業を推し進める奥伊吹観光株式会社、何年、何十年先も子どもたちがスキーを楽しめる未来を目指し前進を続けます。
今回の BIZログ テーマは“ゼロ・エミッション”。 ゼロ・エミッションとは持続可能な社会を目指すコンセプトの一つで、1994年、日本にある国連大学が提唱したものです。
この“emission”には排出という意味があり、排出ゼロ、排出しないという意味を持たせています。 番組では、このゼロ・エミッションを実現するための主な考え方や具体的な取り組み例などを紹介します。
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